はじめに

犬も人間と同様に年齢や肥満などによって、関節に痛みを感じ思うように動けなくなってしまいます。
十数年前までは、大型犬に多く発症する形成不全による疾患が有名でしたが、近年では大小、種類を問わずにこの部分に何らかの痛みを感じたり、疾患を発症する割合が増加しています。
それらの原因の一つは栄養が不十分であったり、おやつの与え過ぎや運動不足による肥満が大きな要因となっています。そこで、犬に効果的な食べ物、避ける食べ物について見ていきましょう。

犬の関節によい食事

ワンちゃんも同様で、ストレスは体に悪影響を与えます。すると、それを改善させるためにビタミンCの過剰要求するようになります。通常、犬は肝臓でビタミンCを合成できますが、ストレスを受けるとその合成量が急激に減少します。ビタミンCは、関節にとても重要であるコラーゲンの合成に深く関わっており、減少すると合成が上手くいかなくなります。ビタミンCはストレス緩和とコラーゲン合成に重要な成分であり、これを含む食材にはジャガイモ・パセリ・ブロッコリー・アボカド・キウイ・柿・胡桃などがあります。
またコラーゲンを多く含む食材には、手羽先・手羽元・鶏がら・鶏皮・豚肉・豚足・豚骨などがあります。
これらを使ってごはんを作ってあげることで、丈夫な関節を作ることができます。ドッグフードが主体のご家庭でも、コラーゲン入りのスープに浸してあげるなど、工夫をすると良いでしょう。

犬の関節によくない食事

ワンちゃんには丈夫な脚腰を形成させるために、なるべく避ける必要がある食材もあります。
例えば、コラーゲンを多く含む食材に鶏がありますが、同じ鶏でも部位によっては効果的に働くものとそうでないものが存在します。手羽先や鶏皮などにはコラーゲンが多く含まれるため積極的に摂取させることが望ましいですが、一方で鶏ささみや赤身部分はなるべく与えようにした方がよい食材です。その理由としては、確かにささみや赤身部分には上質なたんぱく質が豊富に含まれておりワンちゃんも好んで食べますが、それを与え過ぎるとリンとカルシウムのバランスを崩す恐れがあるからです。
リンとカルシウムはワンちゃんの体内で結合するため、リンを多く含む食材ばかりを与えるとカルシウム不足となり、それを補うため骨からカルシウムを摂るようになってしまいます。これを脱灰と言い、酷くなると骨がもろくなってしまうのです。それを防ぐためにも、なるべくささみや赤身などは与えないようにしましょう。

まとめ

犬にとって老いても健康な足腰を保つことは、その子にとっていつまでも様々な体験ができ喜びとなることです。それを左右するのは、飼い主である私達の責任でもあります。愛犬といつまでも楽しく暮らしていくためにも、その子の食事管理には十分に気を遣い、栄養バランスの取れたごはんを与えていくように心がけましょう。