はじめに

ペットの医療や栄養バランスの向上と、情報の入手が容易になったことにより、犬も長生きするようになりました。
そのため、高齢で関節が弱ってくるケースが増えています。
また、犬の種類や大きさによって、関節を痛めやすいことがわかっている場合にも、予防的な措置が必要です。
そうした犬のために、動物病院で行う処置などもあります。

犬の関節によい薬

高齢や関節の弱いペットの健康のために使用するのは、大きく分けて、疾患の予防などによい成分が含まれているサプリメントと炎症などに対処するための治療薬の2種類があります。
サプリメントは主に、グルコサミン、コンドロイチン、また、オメガ3などを主成分として、動物用医薬品メーカーやサプリメントメーカーが開発しています。
年齢や個体差によって心配な場合にあらかじめ与えたり、症状が出ていても、なるべく早い段階でサプリメントを投与することで、痛みの軽減や症状の進行を遅らせるなどの効果が期待できます。
痛みがあり、歩行に支障がでている場合は、動物病院で処方される抗炎症剤や鎮痛剤を使用することで、運動能力の改善が見られたり、負担を軽減したりすることができます。
こうした投薬と注射などの処置と同時に、サプリメントや食事で必要な成分の摂取を続けていくことが重要です。

犬の関節の運動療法

階段や段差、ジャンプをすることなど、負担のかかる運動を制限をするとともに、歩行に必要な筋肉の維持も必要です。
定期的な運動で体を支える筋力をつけて、足腰の負担を軽減することも大切です。
ペットの犬の場合は、飼い主によって運動量やその質が決まってくるため、計画的で適切なプログラムで効果が得られやすいといえます。
もちろん、体重を軽くすることも、負担を軽減する効果があり、足腰の痛みを改善するためには重要です。
これは、足腰の弱い場合だけでなく、肥満によるさまざまな疾患や運動不足の解消にもなります。
また、歩行が困難な状態から改善が見られるときのリハビリとしての運動療法も、獣医師の指導を受けることができます。
例えば、専用プールやマッサージなどを活用したリハビリ治療や運動療法が受けられる設備のある動物病院や施設もあります。

まとめ

犬の関節の治療には、獣医師による専門的な診断によって状態や原因を把握して、まずは炎症を抑える処置を行います。
高齢犬や治療中に、症状の進行を抑えて痛みをやわらげるためには、コンドロイチンやグルコサミンなどの有効成分を含有するサプリメントを与えます。
また、予防のためにも、サプリメントを与えたり栄養管理をすることは有効です。
定期的な運動で肥満を防止して、筋肉をつけることも、負担を軽くすることができます。